☆~Rurbanの羽~☆

使命としてスピリチュアルを受け取るままにブログで表現します

こっくりさん

小学生の時こっくりさんが流行した。

学校ではこっくりさんが禁止されていたが放課後教室でこっくりさんをしていた。その日は私とめぐちゃんだったと思う。

二人で十円玉の上に指を重ねて、はい、いいえの答えを求めるとこっくりさんが私達の指を動かして答えを出すゲームみたいなものだ。

 

みたいなものだなどと安易に興味半分に行われた。

 

最初は思うように動かなかった。

こっくりさんこっくりさんお答えください。と言うと指を載せた十円玉は動き出した。

その時何を聞いたかわからないが、そのうちに指が激しく、はい。いいえを指摘する。

あまりに力が強いので、お帰りくださいの儀式まで終わらないうちにめぐちゃんは指を離してしまった。

そもそも、こっくりさんとはキツネを表すと言われていて、こっくりさんをやるグループの中に生理の娘がいるとこっくりさんは降りてこないとか、油揚げを供えてから行うとか、地方によりやり方は様々らしい。


f:id:rubynohane:20200525192738j:image

こっくりさんは浮遊霊を呼び寄せるとも言われていた。

しかし当時の私達はそんなこと考えもせずに半分面白がって行った!

十円玉の指を離しためぐちゃんは急に怖くなったのか、もう終わり!帰ろうと言い出した。

その時、一瞬私に何者かが憑依した。

後で聞いた話だが、「イヒヒヒ'...」と私が下を向いて笑いだし、顔も声も別人に変身したという。

目はキツネのようにつり上がり、笑いながら窓際に立ち、笑いながら窓の手すりに足をかけて飛び降りようとしたと言う。

「ごめんなさい!ごめんなさい!許してください。こっくりさん

と言いながら、その時4、5人で私のことをみんなで窓から離そうと必死で引っ張り止めようとした。

でも、4.5人に対して私の体はものすごい力を発揮して窓から飛び降りようとした。

その時信じられないことが起こった。

全開にした窓から突風がが吹き、風の勢いで部屋の中へ飛ばされたと言う。

私が、正気を取り戻したときには、みな床に倒れ込んで泣いていた。

何か起きたのか、その後でその時の状況を聞いた。

みんな怖くて。怖くて無言で帰っていった。

 

こっくりさんは遊び半分でも、正気でもしてはいけない。

興味本位で関わってはいけない。

あの事件からそのように悟った。